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プロジェクト・エルロンド


プロジェクト・エルロンドProject Elrondエルロンド計画とも)は、2007年に財団で行われた、宇宙インフラと脅威自動摘発システムの構築を目的とした計画の暗号名です。

概要


プロジェクト・エルロンドの前身は、O5評議会が2001年に策定した「i-Foundation重点計画」まで遡ります。2007年にi-Foundation戦略を受けた記録情報セキュリティ管理室(RAISA)が開発した「アジテーター・プログラム」の運用が組み込まれたことで、財団の監視網から収集されるビッグデータを用いたプロファイリングと人工知能の統合、データ収集・処理・通信の高速化を目的とした「プロジェクト・エルロンド」に改案されました。

財団日本支部(FJB)はプロジェクト・エルロンドにおいて、人工衛星を用いた宇宙インフラの構築を提案しました。FJB管轄の財団フロント「白子ケーパブルプロバイダー株式会社(SCPI)1」は、偽装偵察衛星を始めとした宇宙開発の経験が豊富にありました。またFJBは日本の宇宙機関である日本天体開発公社(YEGA)との親密な関係を持ち、こうした背景から人工衛星「つながり(WIBACS)」の開発は、FJB主導で行われることになりました。

アジテーター・プログラム(人工知能)


アジテーター・プログラムAgitator Program)は、財団および文明に対する脅威の摘発を目的に開発された人工知能(AI)です。割り当てられたタスクに処理を優先させるため、コミュニケーション能力は持ちません。

アジテーター・プログラムの概要

「i-Foundation重点計画」を受けて、アジテーター・プログラムは2007年に記録情報セキュリティ管理室(RAISA)のR██████博士によって開発されました。

アジテーター・プログラムは財団の監視網に接続し、ビッグデータの収集を行います。20██年現在、530億以上のインターネット等に接続された機器を収集地点としており、主に市民の位置と活動を記録しています。特にモバイル機器から収集される情報は、脅威の発見には欠かせない要素となっています。こうして収集されたデータを基に、AIは個々人のデジタルプロフィールを作成します。

アジテーター・プログラムは既存のオブジェクトを隠蔽する為に、偽の災害情報や事件、あるいは都市伝説といった陳腐なオカルト的話題といった欺瞞情報を流布します。これは万が一、財団の記憶処置や欺瞞情報の流布が不特定多数に対して等しく行われなかった場合であっても、一度流された情報は瞬く間に拡散させることができる利点を持ちます。

つながり(人工衛星)


超高速基幹通信衛星
「つながり(WIBACS)」
所属 日本天体開発公社(YEGA)
主製造業者 白子ケーパブルプロバイダー株式会社(SCPI)
状態 [編集済]運用中
目的 通信・監視・処理
設計寿命 5年
物理的特長
本体寸法 2m x 3m x 8m
最大寸法 21.5 m
(太陽電池パドル翼端間)
質量 4,850 kg(打上げ時)
2,700 kg(静止軌道初期)
2,400 kg(乾燥質量)
発生電力 約5.2 kW以上
(EOL夏至において)
主な推進器 YG-72
姿勢制御方式 3軸姿勢制御

つながりWIBACSワイバクスWideband Internet Backbone Communication Satellite)は、日本天体開発公社(YEGA)と白子ケーパブルプロバイダー株式会社(SCPI)が共同で開発した通信衛星です。

つながりの概要

2008年2月23日に1号機(国際識別番号: 2008-007A / カタログ番号: 32500)がS-ⅨZ3ロケット14号機にて打上げられ、現在静止軌道にて[編集済]地上全てをカバーできるように設置されています。また静止軌道上に設置されている関係上、財団のイントラネットおよびアジテーター・プログラムの存在の秘匿性・安全性は非常に高く、LV-Zero“捲られたベール”シナリオの可能性を限りなくゼロに近づけています。つながり打上げ以来、財団は「アジテーター・プログラム」の影響範囲拡大の為、IoT4の加速を推進する世界規模の作戦を実行しました。

つながりは通信傍受と回線の高速化の為に、海底ケーブルにバイパスされています。地形や地質によって距離が左右されることなく、レイテンシー5の改善に寄与しています。

20██年現在、打上げられたつながり全機にはアジテーター・プログラムがプリインストールされています。

カバーストーリー

つながりの打上げに際して、財団とアジテーター・プログラムの存在を隠匿するために、大規模カバーストーリー「情報格差解消」が適用されました。

YEGA、およびSCPIを通じて、つながりは表向きは技術実証を目的とし、「アジアや太平洋、離島などの高速インターネットが満足に配備できていない地域や、災害が発生し、地上設備による通信が困難な環境での通信手段の確保、地域間の情報格差の解消、医療・教育・災害対策に寄与する事を目的としている。」事をアピールしました。またアジテーター・プログラムの実験の為、民間企業を対象とした商用サービスの提供を段階的に行う試みを公表しました。

経過

[一部編集済]

S-IXZ_F14_launching_TUNAGARI.jpg
S-ⅨZロケット14号機による
つながり1号機の打上げ。
2008/02/23 17:55
つながり1号機が種子島宇宙航空センターからS-ⅨZロケット14号機にて打ち上げられた。
当初は2月15日打ち上げ予定だったが、ロケット第2段の姿勢制御装置に異常が見つかり、延期された。
2008/03/14 09:09
最終軌道制御実施、東経143度の静止軌道へ投入。
2008/05/01 - 2008/05/11
マルチポートアンプ6に使用している8台の進行波管増幅器 (TWTA)7 のうち2台の電源が自動オフとなる不具合が発生。うち一台は復旧した。なお、衛星には予備として2台のTWTAが搭載されている。


2036年問題


2036年2月7日 6時28分16秒 (UTC8)、つながり内のNTP9がオーバーフローし、つながりで使用されていたハードウェア・ソフトウェア全てが誤作動を起こしました。またアジテーター・プログラムの学習機能に深刻な情報汚染が確認され、アジテーター・プログラムとつながりに予定されていた案件は全てキャンセルされました。

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